本番で成功させるための方法① レースに向けての必要条件
こんにちは!!!弓削田眞理子です。さて、いきなり本題に入ります。
3回目 本番で成功させるための方法①
レースに向けての必要条件
当初、3回目は疲労を抜く方法と述べました。が、私以外の3人のコーチの方が実に素晴らしい疲労抜きのお話をされています。森川コーチが脚、お尻のケア、柳コーチが体幹ほぐしの動き、西谷コーチの睡眠、腸活、入浴の重要性。
私も森川コーチが話すように、脚はしっかりマッサージ器を使って、念入りにケアしています。
また柳コーチの動画を観て、水泳の動きをしましたが、背中が気持ち良い!!
西谷コーチの睡眠で疲労を抜く話の中にあったレッグウォーマー、私も愛用しています。もちろん、腸活にも力を入れているし、入浴の他、スーパー銭湯にも行き、徹底的に筋肉を緩めることを大事にしています。
よって、今回は本番のレースに必要なことを話します。なんせ、来週27日日曜日には、各地でフルマラソンが開催されます。私の仲間も、水戸黄門漫遊マラソン、金沢マラソン、しまだ大井川マラソン、横浜マラソンに出場予定。最後の一週間の過ごし方、走り方がすごく重要です。せっかく精一杯走り込んだにも関わらず、練習成果が出し切れずに、終わってしまうことが多々あります。それって悲しいではないですか。とにかく、上手く頭を使って走るのです。
(1) 冷静に走る
「頭」という言葉を出しましたが、「頭」を使うことがマラソンではとても重要です。ランナーズのオンラインコミュニティ「ランナーズinチーム」の「弓削田眞理子の会」のメンバーさんが、この夏、とても走り込んで力を付けました。そして迎えた10月12日のフルマラソンのレースで、サブスリーを狙い、サブスリーペースで行けば良いところ、前半ハーフを1時間27分で走ってしまい、後半脚が売り切れてしまって、目標達成出来ず、とても残念がっていました。いいですか?はっきり言います!!前半飛ばしたら、そのレースは失敗します。周りのランナーが飛ばしても、周りに抜かれても気にしたらダメです。自分の力に合ったペースをよく考え、そのペースを貫けるか?冷静になって走れるか?ここが勝負の分かれ目です。
(2) イーブンペースで走る
よく、ネガティブスプリット(前半より後半ハーフのタイムが上がる)も良いと言われますが、私はイーブンペースで行くことが一般ランナーには最も適していると考えています。仮に3時間30分切りを目指す方、もちろんグロスタイム(号砲からのタイム)です。本来なら、キロ4分58秒ペースですが、スタートロスタイムや給水所でのロスを考えると、4分53秒から55秒では走って行く必要があります。
しかし、4分50秒を切ってはいけません!!速過ぎます!!せいぜい4分52秒です。その辺りで進んでください。
(3) コースを頭に入れる
次にコースを頭に叩き込みます。マラソン大会で平坦なコースなんて、ほとんど、ありません。どこかにアップダウンがあるでしょう。それが何回あるか?頭に入れたら、ペースですが、やはり下りが若干速くなります。3時間30分切りのランナーなら、4分45〜50秒になってしまうは自然の動きです。その分、上り坂はペースが落ち、5分を超えたりしますが、これも自然です。下りと上りで、プラマイゼロとします。(4) 当日の天候を頭に入れる
そして当日の天気はどうか?寒いか。暑いか。雨が降るか。風は強いか。これに合った服装を考えてください。また、風の強さもすごく気になるところです。やはり、追い風で貯金を作り、向かい風で帳尻を合わせる感じです。
まとめとして(2)で述べたイーブンペースを基調にして、(3)(4)のことを頭に入れて、冷静に駒を進めて行くのです。
(5) この一週間は、走り過ぎない!!
オクトーバーランと言って、現在かなり盛り上がっていますが、27日にレースがあるわけですから、もう明日からは走る距離を控えてください。踊らされてはダメです。今、走り込まなくてはならない人は11月中下旬以降にレースがある人です。間違わないでください。27日のレース1週間前の20日辺りにレースペースの10k走をやったら、来週水曜日に5kのペース走をやれば十分です。残りの日は軽く3k〜5kのジョッグのみ。それよりストレッチに時間を費やす等、疲労抜きに努めてください。また、スーパー銭湯に行くなら水、木曜日までです。金、土曜日では塩分が抜けて脚が攣りやすくなってしまいます。(6) カーボローディングについて
私は慣れないことはレース直前にはやらないほうがいいと思います。月火水と炭水化物を減らして、木金土と炭水化物を増やす。こういうストレスが溜まることはやらないほうがいいんです。普通の食生活をするのです。そして土曜日の晩、レース当日の朝、炭水化物を、水分を増やせば十分です。(7) 初めてのことはやらない
おニューのシューズを履くのはもってのほかですが、新しいウェア、新しい靴下もやめてください。靴下は、シューズに当たってマメができることもあります。(ワセリンは必ず塗る)(8) ウエストポーチも持たない
レース中、よく見かけるのが、ウエストポーチ。ないと心配と聞いたことがありますが、重いし、揺れるし、腰に汗かくし、いいことはありません。本気でレースでベストを狙うなら、軽い装いが一番です以上、8点、レースに出る方、ベスト更新することを祈っています!!
ファイト!!