東京都内のホテルで、「アールビーズ スポーツカンファレンス」が11月28日に行われた。目玉企画のひとつであるトークショーのゲストは、川内優輝選手(あいおいニッセイ同和損害保険)、瀬古俊彦さん(DeNA)、君原健二さんの3名。司会の増田明美さんも交え、マラソンへの思いを語り合った。
登壇した3人の共通点はボストンマラソンの優勝経験。同じ大会を走った3人のトークは大いに盛り上がった。マラソン強化戦略プロジェクトのリーダーでもある瀬古さんが川内選手の特徴について解説。そのキーワードは「寒さに強い」だ。 2018年のボストンマラソンで、気温マイナス17度の中で優勝した川内選手は「寒さに強いのは体質」と語った。
また、川内選手から瀬古さんへ、「月間700km~800kmも練習できたコツは」と質問が出される場面も。これに瀬古さんは「子どものころから、裸足で田んぼや河原をかけまわったこと」と答え、会場は笑いに包まれた。3人のマラソンに対する熱い話に、増田さんの解説も加わり、盛況のままトークショーは終了した。