株式会社アールビーズと連携してスポーツによる街づくりをけん引する自治体の皆さまをご紹介します。
今月のリーダー
生涯スポーツ係長 野口裕司様
志布志市教育委員会生涯学習課
〈プロフィール〉
サッカーフェスティバルや県下一周駅伝など、スポーツ大会の運営やスポーツ推進委員との連携にあたっている野口さん。ご自身でも高校、大学とサッカーに取り組み、地域のスポーツ少年団のコーチとして指導に携わっている。
RBS 仕事とプライベートの両方で地域のサッカー少年団の指導に関与されていらっしゃいます。
野口 今年で17年目になります。当時はちょうど私が志布志に戻るタイミングで、中学校時代の先輩から「少年団を立ち上げるから協力してほしい」と声をかけてもらったのがきっかです。
RBS 17年の指導生活の中で多くの子供たちの成長をご覧になってきたんですね。
野口 最初の教え子は今30歳くらいです。先日市報をみていたら当時の教え子に子供が生まれていました。
RBS 子供たちを指導するなかで、大事にしていることは何ですか?
野口 勝利を目指す中での過程を大事にすることです。子供たちには「サッカーを楽しむってどういう事なの?」とよく問いかけます。ただボールを蹴って遊ぶのとは違います。もちろん勝利至上主義でもない。結果を求める中で、できないことができるようになることが大事だと思うんです。
RBS 保護者に対してはどのように接しているのですか?
野口 「子供の成長過程をしっかり把握してください。できなかったことができるようになる過程をしっかり見ててください」とお伝えしています。
RBS お仕事では生涯スポーツ係として子供たちだけでなく、大人のスポーツもご支援されています。
野口 仕事ではすでにスポーツを楽しんでいる人のお手伝いをすることが大半です。サッカー少年団では子供たちの成長を手助けしていますが、大人には機会の提供が大事です。日ごろ運動と縁のない方へのきっかけづくりに、これから取り組んでいかなければなりません。
RBS そんな中、当社のスポーツタウンプログラムをご採用いただきました。
野口 スマホアプリを利用し、日々の歩数がランキング化されたり、志布志のスポーツ情報を発信できたりすることは市民の方にスポーツや運動に興味を持っていただくことに非常に有効だと考えています。
RBS スポーツ実施率向上のお手伝いがプログラムの大きな目的の一つです。
野口 きっかけづくりも大事ですが、継続して親しんでもらうことも重要ですよね。アプリではいつでもどこでも楽しめるイベントを企画することができます。この気軽さがスポーツの継続性に寄与してくれるのではないでしょうか。
RBS まもなくオクトーバー・ラン&ウォークです。今年も大いに盛り上げたいですね。
野口 はい、多くの市民の方にダウンロードして参加いただきたいと思っています。