国宝松江城マラソン（島根県・松江市）／松江城

豊かな自然と風光明媚な「水の都」と城下町の顔を併せ持つ街、松江。その中心にある国宝・松江城のほど近くをスタートするのが「国宝松江城マラソン」です。

スタートして500mあたりから見えてくる国宝松江城の雄姿、風情ある城下町から、雄大な中海、日本一低い火山の島・大根島、松江市と出雲市の間にまたがる美しい宍道湖などの美しい風景を眺めながら走る、フラット基調のコースが好評です。

その松江市のシンボルとして市民に愛されている松江城は、17世紀初頭、当時の領主であった大名・堀尾吉晴によって築かれました。日本で築かれた城で創建当時の姿や構造をほぼそのまま残している、わずか「12天守」の中のひとつで、2015年（平成27年）7月には国宝に指定。築城から400年の時を経た今もなお、美しく端正なその姿を間近に見ることができます。

美しい天守を眺めながら、堀川と鎮守の森を巡ってみよう

松江城で走るならおすすめしたいのが、城をぐるりと囲むお堀・堀川（約3.7km）と鎮守の森を巡るコース。
国宝・松江城を中心にした公園内には、明治時代の洋館「興雲閣」、松江護国神社、城山稲荷神社などのほか、季節の花々が彩る散策道もあり、かの小泉八雲もこの場内の散策を愛したというエピソードもあります。

堅牢な城壁と美しい天守の眺めに加え、堀川に行きかう観光遊覧の小舟や、武家屋敷と老松の風情も目を楽しませてくれます。山陰の城下町の空気をたっぷりと感じられる、フラットなコースです。

※アクセス　JR松江駅からバス10分～徒歩5分